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Ducetia japonica
セスジツユムシ
本州・四国・九州・伊豆諸島・南西諸島
本土 :8月中旬~11月中旬
南西諸島:3月~12月
林縁によく見られるツユムシの仲間。オスとメスで見た目が大きく違う。日中は頭部を下にして脚を伸ばす姿勢をとって葉になりきっていて、夜になると盛んに鳴きながら歩き回る。数が多いので見つけるのにあまり苦労はしないが、ツユムシの中では聞き取りやすい鳴き声なので、それを頼りに探すと楽。国内のツユムシとしては珍しく褐色型が存在し、色彩に大きな偏りはみられない。北海道を除いて本州から南西諸島まで広く分布している。南西諸島では多化性で、春から秋にかけて断続的に成虫が発生し、平地に多く見られる。
成虫の姿
オス
メス
生態写真
セスジツユムシ中齢幼虫
触角が白く、背中には縦筋が多数見られるのが特徴。林縁の草地に多い。
セスジツユムシ終齢幼虫
体を伸ばして静止するのは、いくつかのツユムシで共通してみられる。触角がやや太い。
セスジツユムシ♂
成虫オス。背中が平たく褐色を呈するのが特徴。鳴いては別の場所に飛んで移動することを繰り返す。
セスジツユムシ♀
成虫メス。オスとは異なる外見をしており、背中に白い筋が通るのが特徴。
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