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Mongolotettix japonicus
ナキイナゴ
北海道・本州・四国・九州
5月中旬~9月下旬
丘陵地や山地のイネ科が優占する草地で見られるバッタ。平地でも見られるが、都市近郊では開発の影響を受けてかなり減ってしまっている。その名の通り、オスは後脚を前翅に擦り合わせて音を発する。警戒心があまり高くないので、鳴くバッタとしては観察しやすい。後翅は退化して小さく、飛ぶことができない。メスも鱗片的な翅しかないが、どちらも稀に長翅型が出現する。バッタとしては発生が早く、5月頃には成虫が見られる。
成虫の姿
オス
メス
生態写真
ナキイナゴ♂
黄色の体色が美しい。ススキ原に多いが、芝地にも見られる。
ナキイナゴ♀
メスは褐色で翅が小さい。一見すると別のバッタのように見える。体格差も大きい。
ナキイナゴの交尾
色や体形が違うと別種に見えてしまうが、顔つきがとてもよく似ている。
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