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Ornebius bimaclatus
イソカネタタキ
美声
本州・四国・九州
伊豆諸島・南西諸島・小笠原諸島
本土 :8月中旬~11月下旬
南西諸島:1年中
海岸沿いの低木林に生息するカネタタキの一種。カネタタキとしては大型で、全身が淡黄色とやや地味な印象を受ける。オスは翅に一対の黒点があるのが特徴。見た目の地味さとは裏腹に、「チリチリチリチリ...」とクサヒバリやカワラスズを思わせるような美しい音色で連続して鳴く。暖かい地域を好み、本土では房総半島以西に見られる。生息環境の特性上、海に囲まれた島嶼部の方が出会いやすい。
成虫の姿
オス
メス
生態写真
イソカネタタキ中齢幼虫
縦縞模様があるのが特徴。リュウキュウカネタタキと似るが、色が薄いので模様が分かりづらい。
イソカネタタキ終齢幼虫
成長とともに縦縞模様は消失する。一方、尾肢の先端が白と黒の二色になる。
イソカネタタキ♂
成虫オス。翅にある一対の黒点は他のカネタタキには見られない特徴なので、大きな識別ポイントになる。
イソカネタタキ♀
全身が淡黄色の鱗片に覆われている。鱗片は活動する中でどんどん剥がれていくので、一部が黒っぽくなっている個体もしばしば見つかる。
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