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Phonarellus ritsemae

クロツヤコオロギ

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美声

 本州・四国・九州・南西諸島

 本土  :5月~7月
 南西諸島:4月~6月​

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クロツヤコオロギ

全身が黒く強い光沢がある大型のコオロギ。日当たりの良い平地や斜面に穴を掘って暮らしている。関東以南の暖かい地域に局所的に分布するが、南西諸島では比較的広範囲で見られる。成虫は春から夏にかけて発生し、幼虫で越冬する。基本的に巣穴の中で過ごし、食べ物も持ち帰って地中で食べる習性がある。オスは巣穴から顔を出して鳴きメスを誘うため、外を歩き回るメスの方が見つけやすい。巣穴の出入り口にいるときは警戒心が強く、人の気配を感じると俊敏に奥へ引っ込むが、出歩いている個体は比較的のんびりしていて逃げ足も遅い。幼虫は巣穴を中から塞ぐことが知られており、成虫以上に見つけにくい。「ビキビキビキビキ...」と連続して鳴く。

 成虫の姿 

クロツヤコオロギ

オス

クロツヤコオロギ

メス

 生態写真 

クロツヤコオロギ

クロツヤコオロギ♂

​夜間に巣穴の外を出歩くオス。多くの個体は巣穴にいるが、生息地を念入りに探すと見つかる。

クロツヤコオロギ

クロツヤコオロギ♀

食べ物を探してうろつくメス。適当な葉をくわえると、その場では食べず持ち運んでいた。

クロツヤコオロギ

巣穴を確認するクロツヤコオロギ

外から巣穴の状態を確認しているオス。出入り口で鳴くので、ケラのように音を増幅させる役割があるのかもしれない。

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