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Screlogryllus punctatus
クマスズムシ
美声
本州・四国・九州・伊豆諸島・南西諸島
7月下旬~11月上旬
名前に「スズムシ」が付くが、コオロギの仲間(スズムシはスズムシ科)。寸胴で動きも緩慢なので可愛らしい。オレンジ色の脚が黒い体に映えて美しい。深い藪の根際で鳴いているので目にする機会は少ないが、夜に付近の路上に出て来ることがあるので、鳴き声を聴ける草地があれば探してみると良いだろう。耳鳴りのような高い声で鳴くが、音量が小さいので意識していないと気付かないかもしれない。他のコオロギと違ってあまり飛び跳ねず、のそのそと歩くのが特徴。南西諸島では奄美群島および沖縄諸島で分布が確認されている。与那国島には近縁種のネッタイクマスズムシが生息している。
成虫の姿
オス
メス
生態写真
クマスズムシ♂
一般的なコオロギ体形ではなく、例えるならスイカの種のような形をしている。
クマスズムシ♀
オスよりも一回り大きい。地表に落ちた枯れた植物の茎や木の枝などに産卵する。
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