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Shitakiacris shirakii
セグロイナゴ
本州・四国・九州・南西諸島
本土 :7月中旬~11月下旬
南西諸島:1年中
ススキやチガヤが優占する草原に生息する中型のイナゴ。別名セグロバッタ。その名の通り胸部背面が黒いのが本種の特徴である。また、複眼には独特な縞模様があり、似たような特徴はタイワンツチイナゴにも見られる。若い幼虫にはこの模様はない。分布はやや局所的で、自然度の高い草地にいることが多い。環境が良いと多産する。あまり飛翔しないが脚力は強いようで、ジャンプだけでもそれなりの距離を稼ぐことができる。
成虫の姿
オス
メス
生態写真
セグロイナゴ初齢幼虫
6月上旬くらいから孵化し始める。全体的に黒っぽく複眼が大きい。まだ"背黒"という感じではない。
セグロイナゴ若齢幼虫
2齢幼虫以降は全身が茶色くなる。胸部背面はまだ黒くなく、複眼の縞模様も見られない。
セグロイナゴ中齢幼虫
ある程度大きくなってくると、いよいよセグロイナゴらしい特徴が見られるようになる。
セグロイナゴ終齢幼虫
翅が生えていないところ以外はほぼ成虫と同じ外見をしている。持ち前のジャンプ力で、深い草地でも遠くへ跳べる。
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