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Traulia ornata amamiensis
アマミモリバッタ
奄美群島
1年中
奄美群島の林内や林縁で見られるモリバッタの一種。オキナワモリバッタとは亜種関係にあり、基亜種は台湾に生息するタイワンモリバッタを考えられている。暗色部分が大きく全体的に地味な色合いで、後脚の脛節は派手な赤橙色をしている。翅は長いのが普通だが、奄美大島の一部では短翅の個体群が見つかっており、それがアマミモリバッタの短翅型なのかオキナワモリバッタなのかは分かっていない。周年発生で年間を通して成虫が見られる。
成虫の姿
オス
メス
生態写真
アマミモリバッタ中齢幼虫
全身が褐色で目立った模様はない。初夏はフキバッタの幼虫が多く混同されがちだが、胸部側面にはっきりとした模様があるので識別は容易。
アマミモリバッタ終齢幼虫
全体的に地味な色合いなのは変わらないが、モリバッタらしさが出ている。
アマミモリバッタ♀
林縁の葉上で見られる。褐色部分の面積が大きく、翅が長いのが普通。
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